人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

2011-05-25から1日間の記事一覧

終わってなかった

近所だからといって油断ができたものじゃない。ぼくは午前中の疲れをくつろいで、ブログに新しく投稿した。ぼくに訪問してくれる中でとても気になる女性がいる。結局ぼくは読者を意識して書いている。彼女はどう思ってくれるか。 ぼくは月刊誌で5万部、8万部…

里霧へのメール(震災篇3)

「佐伯さんに可愛い彼女ができますように」ときみはメールで言った。「だってそうじゃなきゃ思い切れないもの…」と電話で言った。「今度また入院したら、また女ができるぜ」「きっとそうね(笑)」とも話したね。きみは本当に可愛い。 連絡再開後、きみは「大…

里霧へのメール(震災篇2)

Uさんはぼくの俳句を「グロテスクなユーモアと抒情」と認めてくれて、独立性の高い句をセレクトしてくれた。 「U…選・佐伯和人代表句」 ・ラジコンよムショの夏空飛翔せよ ・逆光に鳥影走る錯視かな ・陰嚢の裏は調べず若白髪 ・白井さん既にパスカルの深…

里霧へのメール(震災篇1)

可愛い里霧、地震は驚いたね。 こういう時には、今きみはまずお母さんで奥さんでなければいけない。ぼくはもうそのことでつらい気持にはならない。 退院後の初受診で主治医から「今困っていることは?」「退院後に交際を求められている女性がいます」「ああ、…

今日は終った

正午に帰宅、今日は終った。まったく気力も体力も残っていない。この1週間で外出時間は合計30分。鬱のどん底で部屋に閉じこもり食事は1日2食。1食はざるそばかサンドイッチ、1食は豆腐一丁。これでは佐伯祐三や辻潤のように餓死しかねない。躁鬱病者の鬱期は…

娘たち(2)

次女の出産はすぐに迫った。「破水したわ」と妻は言った。長女は熟睡中。「私ひとりで行ける、タクシーで。あかねをお願い」 妻を送り出して2時間後に産婦人科から電話「素晴らしい安産でしたよ。奥様もお嬢様もお元気です」 妻は長女の時も破水から3時間、…

「男としてのわが人生」への里霧からの手紙

まだ6歳の幼い子供が性的対象にされた事に、怒りを感じます。これは犯罪です。だからあなたは女嫌いなの? でもそれより、あなたのお母さんとあなたとの関係はもっと驚きです。14歳のあなたは拒まなかったの?おかしいと思わなかった?私には理解不能です。…