2011-06-30から1日間の記事一覧
今回は山本陽子の代表作「遥るかする、するするながら ?」(1970)を冒頭から制限文字数まで紹介する。28行、全編の5分の1に当る。原文も横組みなのを注記したい。 遥るかする 純めみ、くるっく/くるっく/くるっくぱちり、とおとおみひらきとおり むく/ふく…
今では見る影もないが、かつての「現代詩手帖」はキャンプな雑誌だった。これと「映画評論」「新劇」のバックナンバーは探す価値があった。 雑誌といえど作品と批評のアンソロジーと見れば書籍に劣らない重みがある。もちろん目玉になる作品あればこそだが。…