山之口貘(1903-1963)は沖縄生まれの詩人。19歳で上京後は数十種類の職業を転々としながら、主義としてのアナーキズムではなくホームレスの立場から特異な詩を書いた。詩集に「思辨の苑」1938、「山之口貘詩集」1940、「定本山之口貘詩集」1958、「鮪に鰯」19…
「…そう、日本の大詩人といえば高村光太郎、萩原朔太郎、金子光晴、宮沢賢治、それから小熊秀雄と山之口貘。この6人です。あ、中原中也もいいですがね」 と小田切秀雄教授は言った。高村をはじめとする大家と同等に小熊・山之口を評価するのは決して一般的と…
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