氷見敦子の名を現代詩に刻んだのは「氷見敦子詩集」で、刊行は没後の86年10月、著者の一周忌になる。84年9月~85年11月(遺作)に発表された14篇からなる。遺稿なので詩篇は年代順に並べられている。次の詩は巻頭作品にあたる。 『消滅してゆくからだ』 眠りに…
○コメントと断片より (1)このふたりは本来なら並べて語る作風ではないわけです。ただ、生まれ年からすると同世代なのにとてもそうは見えないんですね。だから並べてみるとその詩人単独では見えなかった現代詩の問題というものが出てくる。ぼくは立中は20歳前…
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