人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

2018-12-02から1日間の記事一覧

現代詩の起源(20); 小野十三郎の詩(7) / 小野十三郎第1詩集『半分開いた窓』(大正15年)より「嵐の歌」「炎の歌」

[ 小野十三郎(1903-1996)、大正15年=1926年、第1詩集『半分開いた窓』刊行の頃、23歳。] 第1詩集『半分開いた窓』(私家版) 大正15年(1926年)11月3日・太平洋詩人協会刊 嵐 の 歌 小野十三郎 銛をうたれた鯨のやうに 真黒な雲が空を荒れ狂ふ グリリと出歯包…