人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

#ノンフィクション、エッセイ

衝撃の『ジャガー自伝 みんな元気かぁ~~い?』!

「ジャガー自伝 みんな元気かぁ~~い?」の表紙 【ジャガーさん】東京大空襲で火だるまに 木更津高時代、1人で自動車を自作 ”千葉の英雄”自伝出版へ 驚きの秘話続々 ヤフーニュース「驚きのジャガー自伝」https://news.yahoo.co.jp/articles/109a3f8986f8a7…

「私はダイヤモンドなの!」

ぼくが最初に精神病院に緊急入院搬送される目にあったのは、2009年12月15日かその翌々日でした。入院そのものもそれが初めてで、最初の入院こそ年末年始をまたいだ1か月の短期入院で済みましたが、この入院から2011年5月までの2年半・30か月に5回入退院、合…

アンパンマンのボール

このボールを買ってもらった時、子どもたちはどんなに喜んだでしょう。お風呂に入れて笑われ、部屋で蹴飛ばし叱られ、友だちのように話しかけ、一緒に布団で眠る姿に父母は親ならではの喜びを感じたはずです。外で遊んだあとは大事に持ち帰り、毎日をアンパ…

「喫茶ランドリー」(?)が出来たものの……

つい2、3年前にそれまで社宅だった隣近所の駅前の団地が改装して民間住宅になり、1階の角部屋に託児所と喫茶店が開店しました。団地の部屋をそのまま使ったものですから、託児所は駅前でもあって需要があるとしても、団地の角のテラスにオープンカフェつき喫…

桜もそろそろ見納め

桜は八分咲きが本当の満開だそうですが、今年の桜も葉桜寸前、見るからに満開になりました。これは果物ならば完熟、いわゆる姥桜、あとは散っては葉桜になるので、ピークもピークの光景でしょう。今週末を過ぎたらもう見るからに葉桜の始まりなので、桜並木…

感染機械、毒電波(1911年・1916年の絵画より)

R・ギイ「中央機械を循環する毒電波とそのメートル座標」1916年 "Circulation of Effluvia with Central Machine and Metric Tableau" (1916) Drawing by R. Gie, Patient at Rosegg Sanatorium, Switz. 世の中には常識では理解できない物事があるとは怪異話…

転ぶと三年以内に死ぬ坂&絶壁石段

……だそうです。神社の裏の藪の影で一年中陽が当たらず苔だらけで、ぬめねめした坂だったためそう呼ばれていたと伝わりますが、今では舗装され、ちゃんと石段もついています。登ってみました。動画を貼りつけようとしましたが、できませんでした。だったらも…

懸賞で当てたドラゴンボールTシャツ

昔「ドラゴンボール」連載中に週刊少年ジャンプの懸賞で当選してもらったゴテンクスTシャツです。これがキャンペーン用のノヴェルティー景品とは思えない優れもののTシャツで、フリーサイズが肩幅や胴まわりや首まわり、すそ丈もちょうど良く、布地は上質、…

アメリカの伝説的・国民的姉妹バンド、ザ・シャッグス

ザ・シャッグス The Shaggs - フィソロフィー・オブ・ザ・ワールド (世界の原理) Philosophy of the World (Third World, 1969) full album : https://youtu.be/jQqK1CjE9bA Recorded March 9, 1969, at Fleetwood Studios, Revere, MA Produced by Austin W…

アメリカの伝説的・国民的姉妹バンド、ザ・シャッグス

ザ・シャッグス The Shaggs - フィソロフィー・オブ・ザ・ワールド (世界の原理) Philosophy of the World (Third World, 1969) full album : https://youtu.be/jQqK1CjE9bA Recorded March 9, 1969, at Fleetwood Studios, Revere, MA Produced by Austin W…

100年前のヌード・モデル、オードリー・マンソン(1891-1996)

(オードリー・マンソン、映画『Purity』1916の現存スチール写真より) (サンフランシスコ万国博の年1915年、写真家アーノルド・ジェンスの愛猫ブザーとアトリエでくつろぐマンソン) ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために、というのはボルシェヴィ…

療養日記1月21日(火)晴れ

今日は歯科で新しい担当衛生士さんに診てもらってきました。オノマさんという人だけど、漢字表記はわからない。腕も良くて丁寧かつ手順に無駄のない人でした。木曜は訪問看護、金曜は眼科の予定。 新しいヒーターは万全を期したいので、電源の配線も全部見直…

ネット通販トラブル

注文番号 503-1679836-4618225: 1 / 154 [ASIN: B0009OAUKW] 「中古品・状態=可」とありましたが、レンタル落ちCDでした。どのような対応をしていただけるか、回答をお待ちします。 ※ (無回答) ※ レンタル落ちばかりかブックレットが表裏ジャケットの一枚(…

無題のリコメント

リコメントも公開文という前提であることはすでに表明しました。ですのでこれもそのつもりで書かれるものだとご承知ください。数件のご意見についての返答はここでまとめてお答えしたいと思います。 まずブログ辞めますというのはウソです(笑)。正しくは「ブ…

ブログ辞めます(再開未定)

断筆宣言に至った経緯は同時掲載〈「ネタバレ」批判への回答〉、および下記の拙文をご参観ください。流行語やネット用語、絵文字顔文字、略語は使わない主義の筆者に「ネタバレ」という語彙はありませんが、一昨年五月の開始以来ネタバレという批判は今回ま…

「ネタバレ」批判への回答

まず前提から言えばドキュメンタリー作品にも娯楽作品にも隔てはありません。また、興味の焦点や単純に「面白かった所」を上げるのすら「ネタバレ」であればあらゆる評判記はネタバレということになるでしょう。ご指摘の箇所ならコメディアンやミュージシャ…

カゼ料理Before&After

カゼはひいても自炊はするのがロビンソン・クルーソー主義者のたしなみ。とはいえこんな体調では、最低限の手抜き料理しか作れないのは仕方なかろうと言うもの。こういう男のやせ我慢を、昔から武士は食わねど高楊枝と言う。 1.加熱前の生野菜と薄切り豚肉(…

でかい。

従来品より五倍でかいそうだ、東ハトの「キャラメルコーンでっかい!」。 菓子とはいえ食品をマッチ棒(持ってない)や煙草と比較するのも良くないので、手指と比較してみた。成人男性の中指の太さ・長さに相当するということになるとわかる。 卑猥な意味はな…

最近のリコメントより

(その1) 「忘れられた皇軍」の再放送は難しいと思いますが、この作品をもっとも重視し詳しく紹介した本は佐藤忠男「大島渚の世界」で、文庫化もされていますからお近くの図書館にあると思います。 テレビ放映は大島渚一周忌を兼ね「人と作品」という構成で、…

最近のリコメントより

(リコメント・大島渚のドキュメンタリー作品のテレビ放映に関して) 「忘れられた皇軍」の再放送情報、どうもありがとうございます。普段はテレビを観ないので知りませんでした。未見ですので見逃さないようにします。手元にある数冊の大島渚文献ではいずれも…

自炊率100%の男

キャベツ一玉168円、ニンジン四本105円、タマネギ三個105円、豚肉薄切りコマ300g258円。合計636円。ポイントカードを提示すれば6ポイント(6円)相当ポイント貯蓄できたが今回出し忘れたのが残念無念。 豚肉は一回使用量50gとして、この食材でできるもの(調味…

週末の差し入れ

週末用に差し入れをいただいた。 かたじけない。マナとあがめて(注※)ありがたくいただききます。 (注※)マナ【manna】昔、イスラエル民族が荒野の旅で、神から奇蹟的に与えられたという食物。旧約聖書の「出エジプト記」に見える。マンナ。(広辞苑より) (筆者…

新年の差し入れ

差し入れ、ありがとうございます。お菓子とても嬉しいです。 DVDはのんびり楽しみにするとして、まずは食事してブログ片付けちゃうことにします。朝からまだ、服薬してカフェオレ飲んだだけだから(笑)。 では。 (私信より転載)

メリー・クリスマス2013

働けないほどの精神障害者で生活保護を受けて療養中の人間だって、クリスマスのロースト・チキンくらい食べたっていいだろう。本当はオーヴンがあれば、生のチキンレッグを買ってきて自分で下味をつけて、市販のお惣菜のロースト・チキンよりももっとおいし…

クリスマスの物語『水晶』(再録)

著名な作品だがクリスマス・ストーリーの名作とは語られないドイツ文学の古典に、アーダルベルト・シュティフター『水晶』短篇集「石さまざま」1853収録―がある。 作者シュティフター(1805-1868)はボヘミア生まれのオーストリア作家。実家は農園、35歳までは…

通院日記12月8日(月)曇り

つまらなくもないが楽しくもない通院の日。アベさんの怪我で引き継ぎも遅れるから、年内と年始の一か月くらい訪問看護が途絶えるかもしれないが大丈夫か訊かれる。今の調子なら大丈夫でしょう、と答える。 一抹の不安もなくはない。緊急入院した三回のうち二…

無題

毎日身を削るように書いたところでどうせ届いていやしないんだ、と思うと徒労感に襲われる。娘たちのことだ。このまま二度と会うこともないのなら、せめて父親がどういう人間だったかを書き残しておきたい。そんな願いもまったく無駄に終る可能性のほうが高…

通院日記12月2日(月)晴れ

クリスチャンにとっては洗礼記念日は第二の誕生日だが、中学二年生(1978年)の九月の第二日曜日だったかな、としか憶えがない。むしろ一生忘れないだろうというのが入獄(2007年5月23日)、今のところ最後の精神入院(2010年12月1日)、そして今ブログ掲載してい…

通院日記・11月20日(水)晴れ

午前中は眼科の受付時間の正午ぎりぎりまで自宅で読書して過ごし、今日は幸い空いており、顔を出すなり受付の女性スタッフに心配と驚きの混じった声で「佐伯さん!?」と叫ばれてしまいました。昨日は一時間半待った挙げ句、「すいません、気分が悪いので日を…

通院日記・11月18日(月)晴れ

・夢の世に葱を作りて寂しきよ ―とは20世紀の大俳人・永田耕衣の名句集「驢鳴集」の中でも白眉の一句。葱の句の名作では、趣きは異なるが、飴山實の、 ・なめくぢも夕映えてをり葱の先 ―と甲乙つけ難い。ただし季節が違う。耕衣の葱は冬だろう。飴山の句は、…