人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

通院日記(11月5日・月曜)

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「夏に氷見敦子と立中潤の連載していたでしょう?同人誌時代からこの二人の詩を読んでいた、という人からコメントもらいました(8月27日記事、最終回)。やっぱり見てくれている人は見てくれるんだな、と嬉しく感じました」
とガールフレンドに書き送り、国家公認精神障害者の筆者は生活扶助も受けているので今日はその支給日だった。出費予定ごとに袋分けすると、使いきったらそれでおしまい、という金額でしかないな、と感心する。だが11月・12月は事情があって出費がかさむ…というのは先週書いた。今年の冬はどれだけ寒いだろうか。

まあ11月はジャズ記事の連載で楽しめる。これまで連載で反響があったのは入院体験記と出版業界裏話くらいで、まあ精神病院やライター生活は興味をそそるところだろう。獄中生活体験記も散発的に書いたが、これはどん引きだったようだ。それに事実通り書くと別れた妻が悪役になりかねない。彼女は警察に乗せられて別居中のぼくを刑事告訴しただけだ。そしてぼくは県条令違犯で立件され、4か月間未決囚監に入獄した。話せば長い。
今やっているジャズ記事の連載も読む人は読むだろう。ブログ始めて1年半、ほとんどジャズの記事を書かなかったのは、うかつに書きたくない大切なものだからだった。ロックについては好事家として書ける。ジャズはそうはいかない。
だが書き始めると速かった。1週間で今21本まで書いた。200字詰原稿用紙で105枚分だから1週間で1か月分の原稿をタダ働きしたことになる。何をやっているのかといえば、自己治療力の向上、という以外ないだろう。それに後から読んでくれる人だっているかもしれないではないか。

今朝は銀行に寄るルートで精神科に向かったら、開かずの踏切で10分も足止めをくってしまった。診察ではいつのまにか経済学的世間話になって、今日はそれだけ。ただの中年男同士の世間話だ。
処方箋を薬局に出し、月に一度の眼科に向かう。ほとんど待たずに通される。眼圧は16(正常値は10~20)、ぼくは左目上部にやや視野欠損があるから、緑内障予防の点眼薬を続けるように処方される。
それから薬局で処方を受けとり、丘の上のスーパーに行き、1か月分の保存食を買い、帰りは障害者タクシー券で帰った。持って歩けないくらい買った。これで後は週に1回くらい生鮮品を買えば済む。あとひと月は。