人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

通院日記・4月15日(月)晴れ

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しばらく前まではジャズ温故知新のような記事(これは今も続いている)と、強いていえば自伝的な連作を平行して掲載していた。そうは言ってもジャズ記事は先30日分は書き貯めてあるし、自伝みたいなものも一気に400字詰原稿用紙120枚書いて、毎回1000文字ずつ分載していたのだった。
こんな安直な作文だから書くのに苦労はしないが、話題(ネタともいう)はいつも貧困で困る。観光旅行も食べ歩きもしないし、ペットも家族もおらず、最近は女性に振り回されることもなくなった。原因は単純で引きこもっているからだが、たとえば今までは入院したり患者会に出れば女性患者につきまとわれるという不運にあってきた。この二年間は入院していないからそんな目にも遇わない。恋愛感情よりももっと切実な事情があっただろうと思うと背筋に冷たいものが走り、鳥肌が立つ。

昨夜は「日曜洋画劇場」がなかったので、アニメの「劇場版金色のガッシュベル!!」を第1作と第2作、「犬夜叉劇場版」の第1作を半分見て寝た。両者ともテレビシリーズ、または原作マンガを知らないときついだろう。どちらも別れた妻子が好きで見ていたので娘を膝に乗せて見ていた。そういう過ぎ去った思い出がある。
朝は予定通りの時刻に起きた。ぼくは青年時代から目覚まし時計を使ったことがない。早く目覚めたら起きているし、寝坊したらそれまでだ。今日の予定は9時に内科、10時に精神科、11時に歯科だった。内科も精神科も早く終って時間が余り、いい塩梅で買い物を済ませてくる。生麺類の売場を見ると、早くも冷やし中華の季節が到来している。こんなに早かったかなあ、と思う。

冷やし中華の具といえばきゅうりにトマトなど夏野菜だが、生野菜といえばマヨネーズがよろしく、そういえば娘の友だちのお父さんにマヨネーズを舐めると即死する人がいたのを思い出す。冷やし中華の具であればマヨネーズなど持ち出さなくてもいいのだが、日保ちもしないし小分けもきかないのが夏野菜で、冷やし中華の具材でもやはり野菜はもやしで済ませている。季節感もへったくれもないが、そもそももやしに旬の季節などあるのだろうか?暗室で水栽培している様子しか思い浮かばない。

今日は本当にやる気のない日記になってしまった。映画の感想でも書けばよかったか(今日は「白と黒のナイフ」を見た)。その気力もないのだ。