人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

診断書2

実は二年前の更新時にも提出の際に診断書を読み、その時と今回がまったく同内容でした。前回はひどい症状の直後だったのでやむなし、と思いましたが、今回もまったく同じ書面なのにはショックというより失意を感じました。

デイケアでのトラブルの時に、転院を申し出て拒絶されたことがあります。主治医の判断がないと生活保護医療では転院もセカンド・オピニオンも受診できないのです(自己負担十割ならできますが)。

明らかな事実誤認もあり、経歴に「離婚四年前から別居」とありました。離婚四年前はぼくが専業主夫になるため職を辞した時期で、別居は協議離婚の一か月前です(そう診察で話しました)。つまりぼくが主夫をしていたことを「ありえない」と考えたのでしょう。

幸い処方は可もなく不可もないので、通院は常用薬をもらいに行くだけ、生活保護受給者の精神障害者の義務の履行と割り切ります。これも幸いに次の診察日まで十日あります。(5月3日・記)

診察日まで一週間を切りました。気分的には軽鬱程度に戻りましたが身体症状はまだひきずっています。食欲がなくても食事し、深夜にブログを更新したらすぐ床に入りますが、早朝まで眠れません。疲れはてて意識を失い、午後に目を醒ます、という調子です。
診断書に関する今回の経緯をブログ記事にするかもしれません。医療不信と誤解される可能性を思うとあまり気が進まないのですが、ぼく自身の気持の整理のためには切実なのです。(5月7日)

今日(金曜)訪問看護があり、これまでの経緯を洗いざらい相談しました。訪問看護士さんも診断書の内容には絶句していました。つらい通院になるなら、一時的に休息入院をするのもいいかもしれない、という理解もいただきました。
しかし主治医診断では休息入院はおそらく叶わないと思います。ぼく自身も入院のメリット・デメリットを考えると半々です。
訪問看護士さんも「この二年間がまったく取り入られていない。冷たい内容ですね」と驚いていました。通院を続ける意欲をなくしても仕方ない。転院するという選択肢もあるし、とさえ言われました。
今はあまり思い詰めないように、と言われました。幸い食事も摂れているし、生活リズムも回復しました。この程度で生きる意欲を失ってはいられません。そんな具合に、なんとかやっています。(5月10日)