人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

七夕日記・7月7日(日)猛暑

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さて、七夕当日がやって来た。今日も猛暑で、わが家にはエアコンなんてないから(だから8Aだ)水浴びして汗拭きタオルも欠かせない-これを書いている今も、トランクス一枚だ。
山陰地方では一部の行事は一か月遅れで、雛祭り4月3日、七夕8月7日という。旧暦が基準なのだろうか?ぼくの郷里は元々は相模の国で、鎌倉幕府から歴史が始まったようなものだ。山陰の松江市などの方が歴史的には由緒正しい城下町と言えるだろう。

昨夜は底値を題材にもしたが、ぼくの場合は切実なわけだ。工夫すれば一日三百円の食費でも(朝食)ご飯と納豆またはキムチ、(昼食)冷やし中華、(夕食)ご飯・焼肉(魚)・キムチで、米飯にはわかめサラダと味噌汁つき-という献立ができるのがここ数日でわかった。麺類は素麺や蕎麦、パスタでもいい。朝食はパンで、目玉焼きや茹で玉子をつけても特売の玉子なら総額には大して変わりない。

先着一万名樣限定の玉子は11時には売り切れ(…)だったが、売り場の人に訊くと一万名はチェーン店全体なので、この店への割当て分は完売、とのことだった。家庭を持っていた頃はぼくと妻、長女で三人分は買っていたものだ。

今の課題は同じ食費でも、底値の食材だと豊かな食事ができるのが重要になる。徒歩10分圏にスーパーが七軒あり、底値はそのうち四軒に分散する。ぼくにはヒマはあるし、二軒まわり店内もくまなく見て歩くと実質的に二時間以上のウォーキングになり、これは医師からも推奨されている。時間を有効に使い経済的にも健康にも一石二鳥。節約した分、月末に通販で安い古本や中古CDを買えるなら、ちょっとした生活の潤いにもなる。工夫次第でそれだけ違うのだ。

七夕前夜はぼくも昼寝やゴロ寝もしなかった一日だったので(布団干したりシーツ洗濯したりしてたから)晩はよく眠れた。日曜朝の「どきどきプリキュア」は見過ごしてしまったが。

ちなみにぼくの長女の七夕の願いは、保育園の頃から毎年「みんなのねがいがかないますように」だった。「だってお願いがかなわない人がいたらかわいそうでしょ」。教会に通わせたわけでもないのに父親のクリスチャン育ちの面を受け継いだような娘だった。

七夕の願いは、例外なく甘酸っぱいものだ。そう感じるぼくはどうも感傷的なロマンチストのようだ。現実につまづいたロマンチストなど、ざまはない。