前回にこの「ローリング・ストーン」誌のベスト500はベスト200で良かったんじゃないか、ほとんど200位からは「ベストアルバム候補作品一覧」みたいなリストになっていて順位などあってなきがごとしではないか、ベスト200までのどのアルバムとも入れ替え可能じゃないかと書いた。画像は毎回その回にご紹介するリストのトップ作品を掲載しているが、ご覧の通りU2のサード・アルバムにして世界的出世作がやっと出た。このオールタイムベストアルバムでU2はこれで五枚目になる。ではリストをご覧ください。もう順位になどなんの意味もなくなっていて、その分ロック雑誌らしい選出になってきているのがわかる。
221.WAR~闘(U2)
222.ザ・ニール・ダイアモンド・コレクション
223.ハウリン・ウルフ
224.ネブラスカ(ブルース・スプリングスティーン)
225.ザ・コンプリート・ハンク・ウィリアムズ
226.ドゥーリトル(ピクシーズ)
227.ペイド・イン・フル(エリック・B.アンド・アキム)
228.闇夜のヘヴィ・ロック(エアロスミス)
229.ニック・オブ・タイム(ボニー・レイット)
230.オペラ座の夜(クイーン)
231.ザ・キンク・クロニクルズ(ザ・キンクス)
232.ミスター・タンバリン・マン(ザ・バーズ)
233.ブックエンド(サイモン&ガーファンクル)
234.ジ・アルティメット・コレクション(パッツィ・クライン)
235.ミスター・エクサイトメント!(ジャッキー・ウィルソン)
236.マイ・ジェネレイション(ザ・フー)
237.ライク・ア・プレイヤー(マドンナ)
238.キャント・バイ・ア・スリル(スティーリー・ダン)
239.レット・イット・ビー(リプレイスメンツ)
240.RUN D.M.C.
やっとクイーンが出てきたがエアロスミスのサード・アルバムより下、キンクスの二枚組ベストより上で、こんなに下でいいのかザ・フーとスティーリー・ダンのデビュー・アルバム、それに挟まれたマドンナの大ヒット作と、しまった、これ忘れてた的チョイスが続く。だがあと260枚もあるのだ。半分にも達していないのです(次回でようやく峠を越える)。紹介する意味はあるのか疑問になってきたが仕方ない。義務感で500位まで続けていくことにする。