ようやく午前中のうちに起きられる程度の腰痛になってきた。これなら療養中の病人といえども真人間、という気がする。腰痛が原因でも起きだすのが午後1時2時では申し開きが立たないようで、要するに怠けているだけではないかと責められても起きられないほどの腰痛経験者にしか通じないだろう。10時半でも真人間失格と言われても返す言葉がないが、何も好き好んで腰痛で苦しんでいるのではないのだ。
元々腰痛再発のきっかけになったのは二月中旬の二週に渡る週末の降雪だったわけだが、見比べてみるとこれが同じ階段か、と笑えてくる。降雪でほとんど段差がなくなっていたのだ。これでは滑り台のように滑降してしまったのも無理はない。雪がはげているのがその時滑り落ちた痕跡にあたる。実にわかりやすい。
それにしても最後の画像、これは向かいのメゾンなのだが、いくら空き部屋とはいえこれはないのではなかろうか。まるでわざと掃き寄せているようにすら見えるではないか。あたり一面雪がなくなっても、この空き部屋の玄関口だけはこんな状態なのだ。こーちゃんの閉店続きと同じくらい、なんだか気の毒な情景に見えてならない。