人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

健康自慢その2

イメージ 1

イメージ 2

 日本の福利厚生制度では相当数のかたが定期的な健康診断を受けておられると思われる。めでたいことには違いない。嫌ならすっぽかしても二年以下の懲役または禁固、あるいは百万円以下の罰金に検挙されるわけでもない。えーと今のはですね、司法機関が警察と連携して簡単に捏造できる平均的な冤罪事件例でして、この程度の容疑で逮捕しておいて前科がなければ懲役三か月執行猶予四年(これが有罪判決の最低限)の求刑に持っていき、無罪を主張するより最低限の有罪で妥協させる状況で被告を自主的に有罪に落としこむ手口でございます。

 なんでこんな事例が絶えないかというと警察も検察も常に一定数の仕事を必要としているからで、逆に市民の権利を護るための公共機関(福祉課や労働基準局など)の方は予算も人員も都市部ほど明らかに人手不足だったりする。
 20年ほど前に取材した某有名映画監督は不良少年上がりで逮捕歴もあり、映画監督になってからも警察にマークされているような強者だったが(故人)「警官を殺す代りに映画を撮っているんだ」が口癖だった。逝去する寸前は「東京電力を叩き潰す」作品を企画していたらしい。なんだか思いきり健康自慢から話が逸れているので、画像の説明に話を戻そう。

 手元にある血液検査結果報告書によると、半年前(昨年11月)も最新(今年3月)も血中成分のすべてが平均基準値のど真ん中より良好かやや低めに治まっており、やや低いものも低いと問題のある成分ではない。なにしろ肝機能と腎機能の状態がすこぶる良い。持病に精神疾患(双極性障害=1型)があるから服薬は欠かせないが、代謝には肝臓や腎臓に負担をかける。一応内科でも肝機能や腎機能のための補助的な処方を受けてそちらも服薬した上での数値だが、仮にその処方がなくても標準値の下限を下回ることはないだろう。これはおそらく三食自炊の賜物ではないか。外食や弁当類は高カロリーの上に栄養バランスも案外悪い。おそらく一日三食の合計で小さじ一杯のサラダ油ほどの油脂も摂取していないだろう。
 自宅療養生活などは在宅通院入院と同様だから、ここは自宅ではなく個室病棟みたいなものだと考える。そう思えばつじつまも合ってくるのではないか。しかもこの病室はまるで自宅みたいに自分の日常生活に必要なものが揃っていて、自分で家政婦も兼ねなければならないのだ。