人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

愛か別れか(ミュージカル挿入歌'28)

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20年代~30年代の人気歌手ルース・エティングの持ち歌で出演ミュージカルに採用されて著名曲となった。ジャズ・ヴァージョンではやはりこの人が先駆。
[Billie Holiday-Love Me or Leave Me]
41.8.7(画像4)
http://m.youtube.com/watch?v=--9aIYos4M8

もっともビリーが着目したのは交際していたこの人が先に採り上げていたからかもしれない。クラリネットのように軽やかなテナーは当時画期的だった。
[Lester Young Sextet-same]39.2.13(画像5)
http://m.youtube.com/watch?v=8WZiFYj75ik

白人歌手では退廃感の漂うこれがいい。
[Peggy Lee-same]53.4.30
(画像1)
http://m.youtube.com/watch?v=vPNhJWaeH7E

ピアノレスで苦味の効いた甘さを見事に演じたのが、
[Gerry Mulligan Quartet-same]53.4.27(画像2)
http://m.youtube.com/watch?v=-kGqEoifb08

マリガンは昔の仲間、やたらと比較されるチェットとなれば、次の演奏はマリガン・カルテットを意識したものだろう。
[Miles Davis Quintet-same]54.4.3(画像3)
http://m.youtube.com/watch?v=J4ieHfvlvQE

ビリーによる再演はセクステット編成ながら厚みのあるサウンドで、時代の推移を感じさせる。
[Billie Holiday-same]54.9.3(画像6)
http://m.youtube.com/watch?v=W30EDeu7f9M

最後に、これはペッパーのオリジナルだが改作曲だとすぐわかる。巧妙な手腕と言える。
[Chet Baker & Art Pepper Sextet-Minor Yours]
56.7.26(画像7)
http://m.youtube.com/watch?v=t86uZ7bZ3YI