人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

再びブログ余談

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先週『ブログ余談』と題して、最近このブログはこういう題目を、こんなローテーションでやってますというメニューを載せてみた。訪問閲覧してくださる方々への案内にもなるし、自分でも確認しておきたかったのだ。まず一日二本を午前零時に更新、分量は携帯サイトの制限文字数1000字をノルマとする。その他日中にも思いつけば更新するがそれは遊びとして、午前零時の更新二本は厳守する。

毎日更新のレギュラー記事として、
・アル中病棟入院記
がもう200回を超えた。200回×1000文字といえば、もう400字原稿用紙500枚に達したわけで、文庫なら400ページの分量になる。ここまでで入院期間の三分の二にあたり、さらに少々の後日談がある。内容は2010年3月~5月のアルコール依存症治療病棟への入院生活を実際の日記を基に再構成したもの。当初はアルコール依存症の入院治療とはどのようなものか、を伝える内容を意図していたが、徐々に入院患者たちの人間模様を描く方に力点が変わっていったようだ。

それに平行して、日替りで掲載するのが、

・ジャズ・スタンダード
(いわゆるジャズでスタンダードと呼ばれる曲の、各種ヴァージョン聴き較べ・リンクつき)

文学史知ったかぶり
(アウエルバッハ『ミメーシス』を一応のテキストにし、標準的なヨーロッパ文学史観を非ヨーロッパ圏の文学現象と対比する)

・頭の中の映画
(著名な映画作品を比較対照して映画史的な位置づけから技法と主題を確認し、世評の妥当性を検討する)

アンドレ・ジッド
(作品と伝記の紹介によるオーソドックスな作家論)

・偽ムーミン谷のレストラン
(童話形式の創作なので書庫では『詩』に分類)

この最後のが問題で、これまでこのブログでは創作だけはやらなかった。自分の柄ではないというごく良識的な理由からだ。
ところがふと思いついて第一回を書き、結構悪くないじゃんと思ったが反響もないし、段落ごとに飛躍した続きをでっち上げる書き方だから第二回以降の展開など考えてはいなかった。
それが二週間後に突然続編が見えてきて、しかもかなり先まで書けるアイディアなのがわかった。それで先週後半からは毎日ムーミンを書いている。本当は切りのいいところで各種記事のローテーションに戻りたいのだが、了とされたい。