人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

うおおおおーっ!

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圧倒的な戦闘力の差に窮地に陥ったアクション仮面は子どもたちの声援を受けてうおおおおーっ、と絶叫するのだが、パラダイスキングは吠えれば強くなるのかよ、と嘲笑・一蹴して再び攻撃を繰り出す。しかし本当にアクション仮面は吠えると共に覚悟を固めて強くなったのだった。
…というのが名作『映画クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶジャングル』2000の盛り上がりシーンなのだが、画像上は別に吠えているつもりではない。昨日は画像下の通り前歯が一本抜けてしまったのだ。

それで今日は歯科に行ってきたのだが、七年前の義歯だけあって歯並びが自然に変わってしまっているという。つまり抜けた歯は並びあった歯から弾き出されるように、抜けやすくなっていたわけだ。
結局は、現在の歯並びに合わせて作り直すことになった。今日はレントゲンと型取りをしてきて、出来上がりが30日。10日かかる。それまでは取れた歯を、支柱の部分は歪んでいて使えなくなっているので、両隣の歯にセメント接着して使うことになった。その仕上がりが画像上の「うおおおおーっ」歯ぐきなのだ。

だが歯が根元ではなく左右の歯に接着されている状態というのは実に不快なもので、歯みがきしても歯間ブラシは使えないし当然デンタル・トゥースも通らないから、文字通り歯と歯の間に物が挟まった状態で、しかしそれが医療用接着剤でそうしなければ歯が取れてしまうとなればどうしようもない。とりあえず前歯が10日間もなければ不自由だし、幸い歯の根元は自前の歯が無事だったから入歯にはしなくて済む。

だからこんな事態とはいえ不幸中の幸いくらいにはありがたく思わなければならないのだが、接着剤で貼りつけた前歯というのも実に情けないものがある。いつ取れるかという不安は特に感じない。なくても一日不便はなく、歯科が空いていればいつでも接着してもらえる。だがあと10日して新しい義歯ができるまでは接着し直してもらうことしかできないのだ。
これまで治療の主治医は院長先生だったのだが、今回の治療は新任女医のヤハギさんが担当になった。この人が治療中だけ眼鏡をかける人で、眼鏡をかけると美人になるので、途中で口をすすいだ時にいきなり美人がいたので驚いた。えーとオチはありません、これでヤハギさんの素顔と眼鏡顔の画像でも載せられれば少しは面白いのだが。