Recorded at Aoi Studio 1st
Released by Warner Pioneer Records K-10020W, April 25, 1980
All Songs Arranged by P-Model
(Side One)
A1. オハヨウ OHAYO (作詞・作曲：平沢進) - 4:50
A2. ダイジョブ DAIJOBU (作詞・作曲：平沢進) - 3:05
A3. 「ラヴ」ストーリー 「LOVE」 STORY (作詞・作曲：田中靖美) - 2:41
A4. ドクター・ストップ DOCTOR STOP (作詞・作曲：平沢進) - 3:21
A5. タッチ ミー TOUCH ME (作詞・作曲：秋山勝彦) - 3:18
A6. ナ・カ・ヨ・シ NA・KA・YO・SHI (作詞・作曲：秋山勝彦) - 2:15
(Side Two)
B1. ミサイル MISSILE (作詞・作曲：平沢進) - 2:43
B2. リトル ボーイ LITTLE BOY (作詞・作曲：田中靖美) - 2:41
B3. I AM ONLY YOUR MODEL (作詞・作曲：平沢進) - 2:34
B4. ワン ウェイ ラヴ ONE WAY LOVE (作詞・作曲：平沢進) - 2:47
B5. 異邦人 ALIEN (作詞：平沢進/作曲：平沢進、田中靖美) - 4:08
B6. 地球儀 GLOBE (作詞・作曲：秋山勝彦) - 3:04
[ P-MODEL]
平沢進 - vocals, guitar, synthesizer
田中靖美 - organ, synthesizer, piano(「オハヨウ」), backing chorus
秋山勝彦 - vocal(「タッチ ミー」), bass, synthesizer, piano(「ナ・カ・ヨ・シ」), backing chorus
田井中貞利 - drums
with
天野紀子グループ - strings(「オハヨウ」)
前年8月リリースのデビュー・アルバム『イン・ア・モデル・ルーム In A Model Room』の硬さ、粗さが練れて聴きやすさ、楽曲のキャッチーさが増したセカンド・アルバム。いわゆるテクノ・ポップ・ブームは流行の消長の早かった80年後半から81年には一旦退潮してしまうので(のち再燃)、80年代初頭型のテクノ・ポップ路線のP-Modelは初期2作までと言えます。次作『ポプリ Potpourri』('81年3月リリース)ではベーシストの秋山が脱退、脱テクノ・ポップを指向した内容で、ポップなロック的要素から実験的なサウンドに変化し、ワーナーからの最後のアルバムになりました。80年代P-Modelのライヴは次回作のアルバムからの曲をほぼ全曲に既発表曲という構成でしたが、この『ランドセル Landsale』の頃のライヴでは『イン・ア・モデル・ルーム In A Model Room』と『ランドセル Landsale』からの曲から次回作『ポプリ Potpourri』からの曲がまったく浮いて聞こえ、何かが起こっていることが嫌でも伝わってくる陰険でパンキッシュ、観客の反応もネガティヴなムードだったのを思い出します。
