人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

旧友への手紙

前略、ぼくは1ヵ月前の恋人との別れ以来鬱のどん底にいます。「まあ躁よりはいいから」と主治医に言われましたが(確かにそうですが)鬱からロコモーティブ・シンドロームに陥り危篤寸前の緊急入院も一昨年経験しています。毎週1回訪問看護で精神保健福祉のかたに来てもらっていますが、ゴールデン・ウィークは緊急入院も難しいので怖かった。なんとか無事で済みました。ぼくは福祉制度と福祉医療に頼って生きていますが、命綱も切れた時にはおしまいです。
この春に長女は中学校に進学し、次女は小学校4年になりました。別れて4年になります。次女は電話で会話してくれます。お姉ちゃんは吹奏楽部、まだ楽器は決ってない。長女は絶対音感があり、ぼくのバンドのリハーサルにも幼児から連れていっていたから…彼女のお気に入りはエリック・ドルフィーの「ファイア・ワルツ」でした。
主治医には障害者手帳の等級変更の診断書を新たに貰い、ぼくは双曲性感情障害(躁鬱病)、パーソナリティ障害(シゾイド型・強迫性型)、アスペルガー症候群第1級ですからほとんど社会性を喪失した状態です。シゾイド型パーソナリティ障害が核心です。反社会性。「佐伯さん、あなたはどん底まで落ちたんだよ」