人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ピンク・レディー

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実は好きだったりする(笑)。当時は歌謡番組全盛、バラエティも必ず歌謡コーナーがあったし、記憶が正しければ77年の春にデビューしている。その年ぼくは中学1年生だから、中学時代はまるごとピンク・レディーの全盛期に重なる。男性歌手だと沢田研二だから、作詞家としては阿久悠の天下だったわけだ。
少子化なんてまだ先で、子供番組もガンガンやってた。東京ムービータツノコプロ東映アニメーションよりいつも面白かったが、サンライズという新興の「勇者ライディーン」は新鮮だった。79年にサンライズは機動戦士なんたらというのを出し、植民地独立戦争を帝国国家から描くとなるともうついていけなくなった。
さて、このピンク・レディー御真影は近所の某コンビニから拾ってきたものだが、よく見ると昨日でチケット先行発売は終っているのだった。ファイナルというのは眉唾だと思うが(失礼)、昔輝いていた人が今はリラックスしてさらに綺麗になり、自分たちのキャリアへの自信に満ちて楽しげに歌い踊っているのを見ると、世界にもまだ正義というのはあるんだなあと暖かい気持になる。
失われたものは戻らない。でもなにもかもが失われたわけじゃない。今、2045年になっても聴かれ続けるポップスをやっていると自信を持っている人がどれだけいるだろうか?
今回はベタなネタでいってみた。あまりにベタすぎて反響皆無だったりして。ちなみにぼくはミーちゃんが好きだが、このタイプの女性には翻弄されてボロボロになり紙屑のように棄てられる、という実績がある。一考に値しはしないか?