人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

退院報告です。

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今日(8月22日・月曜)退院してきたばかりです。先々週末から腹痛がするので、週明けの8月8日(月)に内科を受診したところ、急性腸炎(いわゆる盲腸、虫垂炎)で即近隣の総合病院に入院が決定し、救急車で搬送されました。炎症反応が退くまで24時間点滴のみで絶対安静。「明日から流動食だよ」「今日は…何曜日なんですか?」金曜日でした。入院して5日間も意識がなかったのです(トイレは自分で行っていたのに)。13日(土)にほぼ1週間ぶりの入浴、それから1週間かけて流動食からミキサー食、粥食、通常食と慣らし、2週間の入院を終えて帰ってきました。虫垂は切除せず、いわゆる「散らす」治療でした。
短期の入院でしたので帰宅練習や外出はなく、虫垂炎は外科の領分なのでタバコや酒も禁止なので、退院してきて一杯ひっかけながら喫うタバコはもうなんというか、死刑の前の一服みたいに五臓六腑に染み渡るものがありました。
動けるようになってからも特にすることもなく、書架の本ばかり読んで過ごしました。退院して行った患者さんが置いていった本、普段の私なら読まない本ばかりです。それも含めて、この入院はちょっとした島流しみたいなものでした。
明日以降ブログにゆるゆると入院日記や読書感想文でも書いていこうかと思います。また毎日更新を再開します。よければご覧ください。では。
(この一文は入院中メッセージくださったかたへの返信に加筆したものです。図版はイタリアのロックバンド「プレミアータ・フォルネリア・マルコーリ」の72年のアルバム「友よ」。入院中に病棟の窓から見える外の世界はこんな感じでした)。