人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

こーちゃんは今?

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ぼくの新年最初の文章は、今日掲載した記事に寄せられたコメントへのこんなレコメだ。
「-さん、あけましておめでとうございます。そういえば-さんは掛け持ちのお仕事でしたね。体調のほうはその後回復されたようでなによりです。神奈川の年末年始は平穏な気候でした。元旦午後2時半にやや強い地震がありましたが(震度4くらい?)、幸い余震はなくホッとしました。では今年もいっそうのご活躍をお祈り申しあげて、新年のあいさつとさせていただきます」

平穏無事。要するにそういうことを伝えようとしている。実際ぼくの身の上には、昨日と今日で何も変ったことはありはしなかった。元旦付けで年賀状が届いたのも医院一軒と28年来の友人夫婦だけだ。今日もコンビニで買い物する時にやりとりする以外誰とも会わず、電話すらしなかった。駅前のミスター・ドーナッツは店の外まで福袋の行列ができていた。人気があるもんだな、と驚いたが、ぼくだって家庭を持っていた時には買っていたじゃないか。別れた妻は忘れずに、ぼくが送ったお年玉を渡してくれただろうか?

ひとつラッキーなのか当然なのかわからないようなことがあった。明大前が世界に誇るアシッド/オルタナティヴ・ロック専門店Mに、6月に先払いで注文していた「裸のラリーズ」の5枚組'Rivista Archive'(限定200部・9,500円)が年明けの元旦になって届いたのだ。毎月携帯でサイトを見ると7月予定が8月、さらに10月、11月、12月と延期に延期を重ねた上で元旦着。まるでこれではいつになったら営業再開するかわからず、臨時休業の貼り紙も何度も貼り直され、このブログではとうに向かいのサンマー麺屋の人骨ダシになっているのではないかと噂のヤキトリ屋「こーちゃん」のじーさんではないか。

ところがどっこいヤキトリ屋「こーちゃん」は健在だった。この際「じーさんは生きていた!」と率直に驚きを表明したい。しかもラリーズの通販限定CD到着日にそれがわかった。同時現象というべきか。本気の再開らしいのは、新調した赤ちょうちんからもわかる。別に怖がることはないのだが、こわごわ写真も撮ってきた。ヤキトリ屋は5日から、サンマー麺屋は4日からの営業と書いてあった。実に商売気ないというか、あっても仕方ないというか。
以上、今年の「こーちゃん」第一報でした。