人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

日記(1月2 5日水曜)

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平成24年1月25日(水)。目が覚めると4時半。これが昼寝から覚めた4時半ではなくまだ夜も開けない早朝だと気づくのにしばらくかかる。寒い。しかし食パンを切らしているので外が明るくなるまでコーヒーで温まり、ローソンへ。住まいから徒歩1分以内にコンビニ3軒もあるのは駅前だからだが、較べるとローソンが一番安いしネット通販で端末を使うことも多い。ポイント交換率が高いのも主婦感覚的に嬉しい。
朝食はハム=チーズ・サンドイッチを8枚切り食パン4枚分。トースターがないので平皿に乗せて電子レンジで40秒、これでチーズもとろけるしパン全体が耳までふわっとして焼きたてに近い食感になる。粉末コーンスープをマグカップで2杯飲む。娘たちはスープが大好きだったからいろいろ作ってあげたものだ。クルトンガーリックトースト、妻の朝食にはポトフ。離婚してしばらくは丁寧に料理をしていたが、もう自分ひとりのために料理するのはむなしくなってしまった。結婚前の自炊よりさらに手抜きで済ませている。
逆算して4時間も寝ていないので、とりあえず書きかけの現代詩の記事を仕上げたら昼寝しよう、と携帯で文字打ちしていると、クワバラくんから電話がかかってくる。「1万円返せるんで、返しに行きたいんですが」
クワバラくんには3年前、2回にわたって合計4万円貸した。この3年間で1万5000円しか返してもらっていない。彼も精神障害者生活保護を受給しているのだから、本来貸し借りをするのがよくないのはわかっている。彼は、貸してからわかったが、お金の面ではだらしないところがあるのだ。ぼくには精神科初入院の時にいろいろ教えてもらった恩人でもある。
彼は7年前に勤めていたパチンコ店の常連客にお金を貸し、友人ともども押し掛けて貸した金額の倍ほどを奪い返したところ、常連客はやくざがバックにいて強盗傷害の告訴をされ、奥さんは生後1ヶ月の赤ちゃんを連れて出て行き、クワバラくんは拘置所の独居房の3ヶ月間で統合失調症が発症した。クワバラくんはやや肥満(実際に糖尿)で坊主頭の、いかにも勉強が出来ないタイプ(総身に知恵が回りかね、のような)の大男でぼくとは一見何の共通点もないが、境遇としては実の兄弟よりも兄弟のようなものだ。
そば屋さか本に入る。彼も去年は4ヶ月入院。帰宅後ジャンボ(伊)の「18歳未満禁止」1973のCD探すが、見つからない。