『~ローリング・ストーン』前篇


『ライク・ア・ローリング・ストーン』前篇(散文訳)
昔きみはいい服を着て若かったとき乞食に銭をくれてやったね、そうだろ?誰もが言った「お嬢さん気をつけないと、落ちぶれたら大変だぞ」でもきみはからかってるだけだと思ってた、そうだろ?きみはよく何もない人たちを笑ってた。でも今きみは大きな声で話さない。今きみは自信すらない。次の食事をどうするか途方にくれて-
どんな気分だい?どんな気分だい?住む家もなくして、決めた宿もなくて、誰にも完全に知られない、まるで転がる石みたいでいることは。
一流学校へ行ってたんだよね、ミス・ロンリー?でもわかってたろ、ただ搾られるだけで、誰も路上生活なんか教えてくれなかった。だけどやっと今きみは前からこうだった気がしてきた。きみはいつも妥協は嫌だと言ってた、素性のわからない放浪者なんかとは。でも今きみはわかった、彼だってアリバイを売ってはくれないことを。彼の虚ろな目を覗きこみ、取り引きを打診してみても-
どんな気分だい?どんな気分だい?住む家もなくして、決めた宿もなくて、誰にも完全に知られない、まるで転がる石みたいでいることは。
(前記アルバムより・後篇に続く)