人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

テレヴィジョンそのほか

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○コメントと断片より

(1)ソロ2作目の時にインタビューの翻訳がプレイヤー誌に載っていましたが、「ルー・リードに盗作されたら癪だしな」とか、デイヴィッド・ボウイが「スケアリー・モンスターズ」でソロ1作目からカヴァーした件も「家賃が3か月分払えた」と、実に痺れる傲慢発言をかましていました。ぼくもギター弾いてたんでファーストのギター・パートは全曲コピーしました。ロックではテレヴィジョン系のバンドばかりやってましたね。
ネオン・ボーイズもいいし、74年のイーノのプロデュースのアルバム1枚分のデモも公式発売してほしい。ヘル在籍時代のアルバム未収録曲もアルバム1枚分はある。CDの「マーキー・ムーン」も完奏版じゃなくてギターソロ5分間のあとヴォーカルが8小節でF.OするLP時代の編集に戻してほしい!
けっこう小粒なバンドだって貴重音源の蔵出ししているのにテレヴィジョンは1stと2ndのボートラ入りくらいでしょう?本当はCANよりテレヴィジョンの発掘音源集を、ブートじゃなくて聴きたいですよ。

(2)シルヴィアンはソロ初期はジャパンの延長でヴォーカル・アルバムをリリースしてヒットさせてたんですが、突然アンビエントに傾倒して元CANのホルガー・シューカイに弟子入りしコラボ盤を2作出します。シューカイの次にロバート・フリップに接近したら94年に再活動予定のクリムゾンに勧誘され、それは断った代わりに2年間限定コラボを残した-と、イーノやロバート・ワイアットへの傾倒といい、弟子入り趣味みたいなところがあるんですね。シルヴィアンのコンサートはファンからの花束タイムが長いらしいんですが、シルヴィアン&フリップの時はフリップが後ろに立ってニコニコ見ていてシルヴィアンもはにかんでいたそうです。これは別れた妻談ですが、彼女はポール・ウェラーエルヴィス・コステロルー・リードなども見ていて、ルー・リードはホールに1/5も客が入らず、リードの指示で全員前の席に詰めたそうです。
ぼくは都心まで1時間の郊外なので、高校時代にイギー・ポップ、リーナ・ラヴィッチ、スージー&ザ・バンシーズの初来日公演を見ましたが、頻度では日本のパンク/NW系をライヴハウスで見る方が多かった。乱れた音もけっこう好きなので、公式・ブート問わずライヴ盤や未発表盤はよく聴いています。