人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

自家製ローストチキン

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 数日前に宣言した通りローストチキンを作ってみた。10年ぶりになる。妻子持ちだった頃にはオーヴンつきのガスこんろもあったからよく作ったものだが、独身となって今うちにはカセットコンロと電子レンジ(オーヴン機能なし)しかない。仕方なくクリスマスには毎年スーパーで出来上がりのローストチキンを買っていたのだが、今年は何かやれるんじゃないかという気がしてきた。最近では魚の切り身や干物なんかもフライパンで無頓着に焼いている。別に天火でなくてもローストチキンは作れる。

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 おとといスーパーで鶏の骨つき腿肉を2本、焼く時の配置を考え左右対になるように買ってきた。1本88円(本体税抜)で200グラムはある。スーパーの濡れ物袋を使って、1本はしょうゆにみりん、砂糖とおろし生姜少々で漬けこむ。もう1本は塩胡椒を擦り込んでおろしニンニクを塗り、小麦粉をまぶす。これで照り焼きローストチキンとガーリックローストチキンもどきになる。今日クリスマスイヴ、2日漬け込んだ2本を午前中のうちに一度に焼いてしまった。ホイル焼きにして脂を落とし、かつ芯まで火を通し、ホイルを剥がして表裏に焦げ目をつける。それがこの出来上がりで、照り焼きもガーリックもあまり見た目に違いはないが味は全然違うはず。夕食まで半日置けばいっそう身が締まり、いただく時に電子レンジにかければすぐに熱が通るし骨と身が剥がれやすくなり、さらに脂が落ちる。今年のクリスマスはこれでもう終わってしまったような気がする。来年からも同じことをすると思うと、この先も終わってしまったような気がする。