人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ネタバレ・ヱヴァンゲリオン: Q

11月17日公開の新作「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」は、公開初日Yahoo映画レヴューで22時現在投稿数210件を数える。平均3.1★★★。ただし公開前から予想(期待)で5つ星レヴューの投稿も20通近く、実際の平均値は3つ星を割ると推定される。
いくつかのレヴューでは積極的に鑑賞前の情報収集(2ch、各種掲示板など)を奨めており、予備知識なしではかえって楽しめない映画、と評している。
公開前日の16日晩には前作「新劇場版:破」のTV用編集版と「Q」冒頭6分半が日本テレビ金曜ロードショー」でプロモーション放映されており、「破」と「Q」の繋がりはそこではまったく見出だせなかった。多くのファンがフラストレーションを抱えたまま劇場へ足を運び…
(以下ネタバレ)

…フラストレーションを増大させて帰ってきた。レヴューは激しく賛否に別れる。つまり1つ星か5つ星のどちらかか、次作への期待値で2つ星なので、全体的な平均としては3つ星を割り、2.0つ星よりは高い、ということだ。
そろそろネタバレに行く。これは前記のレヴュー類や掲示板類を読んでまとめた情報だから間違いがあるかもしれないが筆者は責任を負えない。こういうネタバレ話というのもなかなか面白いネタはないので、いい機会だからやってみよう、と思うまでだ。
以下本当にネタバレ。

なんと「破」のエンディングは本物のサードインパクトだった。人類のほとんどが滅亡。シンジが覚醒すると14年が経過していた。ゼーレは消滅し、ネルフは解体され、ゲンドウは独自にフォース・インパクトの発現を企んでいた。ミサトとリツコはゲンドウの企てを阻止すべく、14歳のままの肉体を維持されたアスカ、マリを主戦力にヱヴァ2体を搭載した巨大戦艦で攻防戦を繰り広げる。一方シンジは現状を理解できず、レイも記憶をリセットされ、共に戦闘要員から外されてしまう。そんなシンジに接近して心を開かせるカヲル君。そしてクライマックス、爆死寸前の状況(どんな状況なのか筆者の閲読したネタバレ資料では判らなかった。戦闘?自爆?)のシンジの代わりにカヲル君は壮絶な爆死を遂げる。ラストシーンは3人(どの3人?)が歩き出し、かすかに希望を暗示して終る。

…という設定・物語になるようだ、いろんな人からの断片的ネタバレを繋ぎあわせると。本当にそうなのか?巨大戦艦?これってヱヴァ?