人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

『ラプンツェル』とその他のCD

誕生日。ネット通販で中古CDと古本を注文した。CDの大半は手放したLPの買い直しだ。

本は2冊きりだから簡単に。「現代英米文学セミナー双書」(山口書店)から、
・『W・B・イェイツ』
・『ウォレス・スティーヴンズ』
内容は原文と註釈・評釈。詩はやはり原文も読みたい。

中古CDは店頭でも見ない代物ばかりなので届くのが楽しみだ。まず、
・『ラプンツェル
はドイツの短命マイナー・レーベル、ピルツのオムニバス。神秘的でしっとりとした名曲ばかり。それで収録バンドの単独アルバムを探しだして聴くとがっかりする(笑)。
・『ワールド・オブ・クラウトロック
・『同Vol.2』
という各2枚組(Zyxレーベル)も安価ゆえ注文。ドイツのロックは日本ではジャーマン・ロックと呼ばれるが欧米ではkrautrockだ。大御所は揃えたし、オムニバスで聴くのも楽しい。

フランスではアンジュ、ゴング、マグマが三大バンドに異論はなさそうだ。普段はあまり聴かないが、聴きたい時は無性に聴きたい。格安品発見。
・『Ange:4CD Box』
2作目~5作目をそのままセットにしたらしい。確かに衆目一致の名作群だ。

お次、イタリア。一般には(?)PFMとバンコが横綱だがぼくはアレアとオザンナに思い入れがある。でもイタリアン・ロックはマイナーどころに捨てがたい佳作が多数あって、
・『チェレステ』
・クェラ・ベッキア・ロカンダ『豊穣の時』
・イル・パエーゼ・ディ・バロッキ『子供達の国』
どれも清らかで美しい。

ギリシャの国民的バンド、アフロデティス・チャイルドの未発表曲入りベスト、
・『バビロン・ザ・グレート』
一度もいいと思ったことがないのが悔しくて注文。

イギリスのロックではキンクスのライヴ2作、
・『ワン・フォー・ザ・ロード
・『BBCセッションズ』
クリームのドイツ限定盤、
・『オルタネイト・アルバム』
伝説的オルガントリオの、
・『クォーターマス』。

アメリカは2枚だけ。アルバム・デビュー前のジャニス在籍ビッグ・ブラザー&ホールディングCo.の、
・『チーパー・スリルズ』
轟音バンドのルーツ、MC5の未発表録音集、
・『ベイブス・イン・アームス』
これで全部かな?