人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

2011-06-22から1日間の記事一覧

続註「スカンクの時間」

結局詩人が告白したかったのは、自分が告白しうる過去を持ち、それを告白できる人間に生まれかわったこと、という希望でしょう。「ここには誰もいない--//スカンクだけだ」がこの詩の胆をなす所以です。 おそらく詩人は野性とともに母性を自己回復のために…