第一回で立中潤・氷見敦子の第一詩集(と言っても立中の生前刊行詩集は1冊しかない)から巻頭作品をご紹介した。たった3歳の年齢差、詩集刊行年度もわずか6年離れているだけなのに、個人的な作風の違い以上に詩を成立させている(または成立を阻んでいる)言語意…
原爆シリーズの後編はいきなり極北へいく。原民喜(1905-51)の作品は教科書に採用されたり新聞のコラム、テレビのドキュメンタリーで紹介されることも多いから、生涯をマイナー・ポエット(玄人受けはするが作品は売れない)で終ったこの詩人・小説家の没後の…
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