人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

2018-08-19から1日間の記事一覧

現代詩の起源(19); 八木重吉遺稿詩集『貧しき信徒』昭和3年刊(vii)詩集『貧しき信徒』/ 詩集編纂の成立過程比較(2)

[ 八木重吉(1898-1927)大正13年=1924年5月26日、長女桃子満1歳の誕生日に。重吉26歳、妻とみ子19歳 ] 八木重吉は遺稿の多さ、詩の多作さに反して概括的な詩論はおろかまったく自作解説を残さなかった詩人で、八木がもっとも傾倒した北村透谷は詩よりも批評…