人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

雨の日アニメ日記・6 月12日・水

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ぼくの朝食は、ブラック・コーヒー(当然インスタント)で済ますことが多い。用事のない日はもちろんだが、用事のある日でも昼までには帰宅するから肉体的な疲労は少ない。むしろ疲労はメンタルから来るものが多い。ちょっと遠出するだけで視覚・聴覚をはじめ頬にあたる風の感触、体感温度や光の変化までがストレスを喚起する。ただ歩行するだけで小さな刺激を一身に受け、やがて耐えがたい苦痛になるのだ。

体調もメンタルも悪化している時は、まともに直進することすらできず、転んだり倒れてしまうこともあった。安定した状態を保っていても潜在的な障害は一級相当という主治医の診断はもっともだと思う。ぼくはいつ壊れてもおかしくないのだ。

昨夜は徹夜で「魔法少女まどか☆マギカ」全12話を見たので、集中力のまるでない、ろくでもない作文になるのはわかりきっている。せっかく最近は訪問件数も増えたのだから、万全な状態(ってなんだ?)で書いたストック記事を載せればいいのだが、グダグダしてるなら正直にグダグダぶりをさらすのもありだろう。

ちなみに先週まで見ていたのは「魔法少女リリカルなのは」シリーズ三部作で、その前は「美少女戦士セーラームーン」全5期全200話と「東京ミュウミュウ」、テレビ版と映画版の「プリキュア」全作を見た-というとお前は戦闘少女アニメならなんでもいいのか?と人格を疑われそうな気がする。この中でいちばん明快なのは「リリカルなのは」で、初見の時はストーリーを追って見たが、二度目に見ると(笑)あまりに拳と拳で語り合うアニメなので感心した。絵柄は画像(上)でヒロインの設定は小学三年生だ(笑)。

だが同じ魔法少女でも「なのは」はベクトルが正反対で、テレビ放映用アニメでは「新世紀エヴァンゲリオン」以来の問題作という評価も頷ける。「エヴァンゲリオン」は20年近く前の歴史的作品だからネタバレありだが「まどか」は少し内容に触れてもネタバレになるので話題にしづらい。

ただ海外でも「エヴァンゲリオン」と比較する評価があり、衝撃度では同等、独創性はやや劣るが説得力や完成度は「まどか」に軍配が上がるだろう。
絵柄は画像(下)で、こちらのヒロインたちは中学二年生。この絵柄で「エヴァンゲリオン」的陰惨アニメを想像していただきたい。ちなみにアベさんは一言、
「…見たくない!」
-だった。