人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

尊敬する人へのメール

先生お元気ですか。佐伯です。
ぼくは鬱がひどく、この3週間寝たきりになっています。精神科の通院以外は近所への買い物がせいぜい、3週間の合計で数時間も外出ていないくらいです。
起きているのは1日数時間程度、後は目が覚めてもずっと横になっています。テレビは壊れ、新聞も退院以来再配達を頼んでいないので日付や曜日が怪しい時すらあります。でも教会の祈祷会やお茶の会、日曜礼拝の時間になると、今皆さん集っておられるんだ、と苦しい気持になります。加われない状態の自分がつらくなります。
読書も無理、手書きでは文字も書けない病状ですが携帯なら打てるので、携帯サイトでブログを始めました。毎日新しい記事を載せているので、この2週間で延べ250人、毎日の読者数は20人前後になりました。全体では50人くらいでしょうか。
ブログではグループとして登録もできるので(会社や愛好会)ぼくは健康と皆さんの信頼を取り戻したらこれで奉仕できるかもしれない、そのためのトレーニングになるな、と思いました。
ぼくのブログの内容は小説、自伝、エッセイがほとんどですので、先生に御覧いただく価値はありません。きちっと他人のプライバシーは守っています。当然ハンドル・ネームでやっています。お伝えはいたしません。2週間で新書判1冊くらいの文章を書きました。ぼくの自伝ですから回想の中に教会は出てきてしまいますが、固有名詞は一切出さないようにしています。当然他人を批判する文章も書きません。
ぼくは教会で産まれ、教会で育てられた人間です。名前もマタイ・9・5からです。子供の頃から、自分のためではなく他人のために祈ります、と教わって誓ってきました。主の愛があるんだ、教会の皆さんや福祉・医療のかたがたを通してぼくを愛してくださっているんだ、とそれだけを思っています。
また再入院する可能性もあるような病状ですので、今の気持をお伝えしました。皆さまに主の愛が降りそそまれますように。

追伸・あ、でも宗教団体は携帯ブログではダメかもしれません。インターネットより携帯ブログは基準がきびしいようです。すいません。

追伸2・精神医学ではパウロは文体分析からぼくと同じ病名診断が1950年代には定説、と最近知りました。パウロの生き方はあまりにも厳しく、この病気に耐えられたのは驚嘆を通り越して恐怖すら感じます。