平成24年2月6~8日。月・火と雨だったが水曜は湿り気をおびてしのぎやすい。先月1か月で電気料金1万円の元凶になった温風ヒーター(写真上)はしまいこんだ。替りに同時期に購入したワット数半分の小型ヒーターを使う。加湿器のテレビCMで、
「湿度が上がると、体感温度は3度上がる」
と言っている。躁鬱大爆発の時に加湿器も衝動買いしてあった。なかなか効く。この部屋は冬は半日で部屋干しの洗濯物が乾くのだ。これなら電子レンジを使ってもブレイカーは落ちない。せちがらい話だが、日記とはそういうものだ。
ぼくのような一人暮らしの精神障害者だとなにごとも早めに越したことはないが、それが裏目に出て痛恨をくらったのが障害者手帳の更新で、たまたま入院中だったために快復見込みで判定されて等級が軽くなり、それに伴って障害者手当も下ってしまった。これまでで最悪の病状で入院したのだから快復とはいえ以前より軽い等級が妥当とは思えない。生活保護でも入院すると生活扶助が3分の1に減額され、公共料金の維持費や生活保護医療外の雑費にも足りない。障害者手当が従来ならなんとかなった。が、これからはうかつに入院もできない。せちがらい話だが、これも日記だ。
秋以来、すっかり医療関係者としか話さなくなっている。先週の木曜は耳鼻科で耳そうじ、金曜は訪問看護のアベさん、駅前歯科のヤマギシさん(写真中)、月曜に精神科。医療受診はノルマだし、ぼくは病人で生保暮しだという前提を釈明しないで済む。今月はヤマギシさんの写真は撮らなかった(制服はオレンジだった)。毎回写真を撮らせてもらうと(しかもブログに載せたり携帯の待受けにしていることも知っている)ついつい調子に乗ってデートに誘ってしまうかもしれない。しかもラブ・レターまで書いてだ。
「人に会いたくないのは、他人から見られたくないってよく言うね」
と主治医。
「そうですね。ぼくもそれです。他人に見られたくない」と、ぼく。
「そういえば前から訊きたかったんだけど」と主治医、「お嬢さんたちにはもう会えないと思ってる?」
「はい」とぼく、「なにかの節目に向こうから言ってくるかもしれない。期待はしていない、可能性はある。それだけです」
そして今日進級祝いを送ってきた、CD、食事券、チョコレートのセットで。そして革ジャンのチャックは壊れた(写真下)。