今回の2篇のうち『菊』は昭和5年(1930年)「文芸レビュー」11月発表、のち大舞台「詩と詩論」に転載された。習作期の投稿詩人から乾を一人前に認めさせた作品といえる(後出『音』も同時発表)。また『菊』が一種のオフェリア(死んだヒロイン)・コンプレックス…
前回ジョン・コルトレーンは享年40歳で195枚のアルバムを残したが、ケニー・ドーハムは享年48歳で105枚、と書いた。一見倍以上差があるようだが、コルトレーンは23歳から40歳までに195枚で、ドーハムは22歳から録音歴があるが40歳・96枚目(1964年)のアルバム…
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