人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ビーチ・ボーイズその他エッセイ

○コメントと断片より

(1)当時のレコード発売は、ビーチ・ボーイズビートルズストーンズといったところを見ると初春(2月)、初夏(6月)、クリスマス前(11月)が標準的ですね。ビートルズストーンズは作詞作曲できるメンバーが二人いるけど、ビーチ・ボーイズはリーダーだけだったので4年間アルバム3枚出して行き詰まり、リーダーはコンサート・ツアーから離脱して代役メンバーを入れ、自分は作曲とレコーディングに専念、という奇策に出ます(ビートルズのライヴ引退より前)。それも1年と続かずスランプに陥り、やむなく他のメンバーが曲を持ち寄りなんとか80年代まで持ちこたえ、デビュー50周年の今年はリーダーも25年ぶりに復帰して新作を出しました。CD時代なのに12曲32分だそうです。
思わずビーチ・ボーイズの話になってしまいました。リーダーはドラッグ常用から統合失調症を発症してほぼ10年間慢性状態だった人で、奇跡的なカムバックをソロで果たしていました。ビートルズストーンズ以上に劇的なキャリアを持ったバンドです。

(2)あまり後味のよくない話ですね。そういうブログも悪趣味だし、堕胎なんて軽々しく作り話にすることではないでしょう。ぼくは堕胎経験で鬱からアルコール依存症になった女性と恋愛したこともあるし(彼女は「旦那の子供を堕ろした」人でした)、堕胎と恋人の自殺から重度の精神疾患に患った友人もいました。真実苦しんでいる人への侮辱だと思うのです。

(3)おお、これは面白そうですね。資本主義経済学とはまったく違った観点で「お金」を位置づけている、ということなのでしょう?現代思想は経済学と密接な関わりがあるから、たぶん経済学に準拠する現代思想に対しても痛烈な批判になるんだろうな、と想像します。

(4)思わず笑いが込み上げてきました。ミュージカルでも悲劇もの(「ラ・ボエーム」とか)ではなくて良かったですね。悲劇で悪目立ちしている人がいたら、サマになりません。

(5)ぼくは吹奏楽の経験もなく独学で覚えましたが、アルトサックス・クラリネット・ソプラノサックス・テナーサックス・フルートの順で吹けるようになりました。というか、アルトとクラとソプラノはいけますがテナーとフルートは上達しませんでした。相性なんだろうと思います。たぶん今中二の長女には抜かれていそうです。