人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ウェルカム2013 年

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首都圏の年末年始は暖かかった。思い出してみると、過去30年それほど冷え込んだ時はなかった気がする。一度ならずほとんど暖房もいらず、マフラーやコートも要らないほど暖かい年の瀬・新年もあった。首都圏より南緯のはずの都市に寒波や積雪があるのは不思議だが、関東平野の地勢に気候を安定させる構造があるのだろう。だから近代都市として栄えたのだ、という当り前のことに気づく。海に面して、長い海岸線を持つ。地勢の高低差が大きいから天然の河川の純度が高い。この辺は中学で習ったはずで、やっぱり人生やり直すとしたら恋愛より勉強がいい。

ただし天気予報は悪い予報ばかり連発していて、クリスマスは「首都圏47年ぶりの雪」、12月は雨続き、年末年始は厳しい寒さ、とことごとく気を持たせて外した。悪い予報が外れると(ホワイト・クリスマスは期待した人もいたかもしれないか)あー助かったという気がするが、上天気の予報が外れると「天気予報なんて役にも立たない」と悪口を言われる。結局、誰もが予報に望むのは自分自身の期待でしかない。これは学校では教えてくれないことだ。

正月最初のコメントに新年の挨拶がきた。割と最近自営業者になった方からで、ぼくも元々自営業者だから気が合うところが多い。コメントの返事を書く。
「こちらこそ今年もよろしくお願いします。2日からお仕事とのこと、正月もあったものじゃないですが、国際的には『正月休み』のある国の方が珍しい、と聞きました。そういうわけで日本的スケールにとどまらず今年もご活躍ください。では」
もう一通年賀があった。そちらにも返信。
「あけましておめでとうございます。いつもブログの音楽紹介、楽しみにしております。そちらのブログで思い出して聴き返してみたり、評価の変った人も多いので感謝の気持を抱いています(おおむね昔より一層味わって聴いています)。今年もお体に気をつけて。こちらもマイペースで続けるつもりです」

晦日の晩はテレビ版のアニメ「フレッシュプリキュア」の最終10話を見ながら年越しそばを食べたり(画像1)午前0時に恒例の更新。「鮎川信夫『死んだ男』」が何度送信しても掲載されないのには参った。投稿のやり方を変え、数回目にようやく載る。
元旦の昼食は鉄火巻(画像2)。一応寿司には違いない。年が明けたのだ。