人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

通院日記・8月12日(月)猛暑

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先週以来エアコンの排気口から吹きつけられるような猛暑に当てられている。室内ならば冷房なしでも何とかなるが、外を歩くと直接38℃の大気が肺臓に触れるのだ。確か2004年夏が凄まじい猛暑で、娘たちに帽子をかぶせ、ぼくも妻も帽子なしでは外出できないほどだった覚えがある。90年代にもあった。それなら、今年は10年に一度の猛暑なのだろう。
(そういえば、熱射病という呼称が熱中症に変わったのもその頃だ。熱中症の方が包括する概念が広いからだと思われる)。

まだ手首からギプスがとれないヨシカワさんは、ぼくに薬を渡しながら、
「水分の方は大丈夫ですか?」と言った。ええ、意識して多目に摂ってます、と答えながら、確かその話をしたのは、別の薬剤師さんだった筈だが、と不思議に思った。
先週は契約更新だけで右往左往していたのではない。成人病の定期通院で内科にも行った(ちなみに訪問看護のアベさんは糖尿病の改善入院中)。採尿がなかなか出ずに困った。採血されると(画像1)「水分不足でしょう。血管が萎れているわ」「朝から麦茶一リットルは飲んでますけど」「でも足りないわねー」と言われてしまい、その話を薬局でもしたのだが、ヨシカワさんではなかった。ヨシカワさん以外の人はみんな結婚指輪をしている。そしてヨシカワさんはすれ違う人誰もが振り向くほどの美人だ。この薬局は気が利いたところがあり(画像2)、必ず体調の推移はどうか、どの薬剤師さんも話しかけてくる。申し送りがあるのかもしれない。ヨシカワさんのような優しい美人に気づかわれるのは、悪い気はしない。

今日のメンタル受診では先週の契約更新の報告、難儀ではあったが気分の安定は保てたこと(酒は全然飲んでないのを言い忘れた)、保証人協会費用は生保から出るよ、と言ってたのは先生なので、
「そうか、親族が健在だと自己都合で自己負担になっちゃうのか」と、悔しそうだった。先生からは、生保の家賃扶助上限まで不動産屋が家賃を増額する可能性を指摘された。保証人協会の件が悔しくて出てきた発言かもしれない。

薬局の分包待ちにはいつも買い物に出ることにしている。アベさんは徹底管理の入院生活で喫煙も、大好きなうまい棒(画像3)もガリガリ君も食べない、面会謝絶(差し入れ防止のため)を送っているんだな、と思うとなんだか可笑しくなる。