人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

オールタイムベストアルバム500(241~260位)

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新年とともにこの「ローリング・ストーン誌の選んだオールタイムベストアルバム500!」のご紹介はちょうど折り返し点というべき241~260位の20枚にさしかかる。とりあえずリストをご覧ください。

241.黒い安息日(ブラック・サバス)
242.ザ・ジェリー・リー・ルイス・アンソロジー
243.フリーク・アウト!(フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション)
244.ライヴ・デッド(グレイトフル・デッド)
245.ブライター・レイター(ニック・ドレイク)
246.ジャズ来るべきもの(オーネット・コールマン・カルテット)
247.オートマティック・フォー・ザ・ピープル(R.E.M.)
248.リーゾナブル・ダウト(Jay-Z)
249.ロウ(デヴィッド・ボウイ)
250.ザ・リヴァー(ブルース・スプリングスティーン)
251.ディクショナリー・オブ・ソウル(オーティス・レディング)
252.メタリカ
253.ヨーロッパ特急(クラフトワーク)
254.ホイットニー・ヒューストン
255.ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェーション・ソサエティ(ザ・キンクス)
256.ザ・ヴェルヴェット・ロープ(ジャネット・ジャクソン)
257.スターダスト(ウィリー・ネルソン)
258.アメリカン・ビューティー(グレイトフル・デッド)
259.クロスビー、スティルス&ナッシュ
260.ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ

めでたいことにブラック・サバスのデビュー作、永遠のB級ロッカー、ジェリー・リー・ルイスのベスト盤に、ロック初の前衛音楽の金字塔「フリーク・アウト!」とヒッピー文化を代表する「ライヴ・デッド」に没後20年以上して評価の定まった夭逝の寡作シンガー・ソングライターニック・ドレイクの名作、そしてフリー・ジャズの革新的傑作「ジャズ来るべきもの」と枚挙にいとまがない。247位のR.E.M.はローリング・ストーン誌年間最優秀アルバム賞受賞作だが、それすら柄が小さく見えるほどだ。
以下「ロウ」(デヴィッド・ボウイ)、「ヨーロッパ特急」(クラフトワーク)が目を惹く。ABBAはともかくとすれば、いわゆるユーロ・ロック(デヴィッド・ボウイはベルリン録音作品)はこれが初登場になる。浮いているような感じも、当然のような気もする。