人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

訪問履歴人数通算160,000人達成

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 おかげさまで、延べ人数ですが、2011年5月中旬開始のこのブログも昨日2017年7月6日中に訪問履歴人数通算160,000人を越えました。さかのぼると150,000人達成が今年3月3日、100,000人達成が2015年6月6日、50,000人達成が2013年7月30日、25,000人達成が2012年10月19日、10,000人達成が2012年2月10日、5,000人達成が2011年10月22日ですので、折れ線グラフにでもすると(たぶん)10,000人達成以降からは毎日の平均訪問履歴人数が倍増したように思います。ブログ開始満6年2か月弱で160,000人、うち今年3月~7月の満4か月で100,000人とは、映画(ほとんど古い映画のみの)感想文と現代詩史の復習とサン・ラ(と古いジャズ)と昔のロックとたまに深夜アニメ情報と夜食と獄中生活体験記とムーミン谷くらいしか載せていない地味なブログにしては何故よ?と不思議になるような人数ですが、毎晩深夜0時必ず最新記事更新を6年間続けているのと(現在通算記事総数4,000本になります)、HNのアエリエル(aeriel、英語の古語)というのがひょっとしたら若い女性のブログと勘違いされているのかもしれません。若くもなければ女性でもなく、妻子と別れて満10年、今年は長女が短大に、次女が高校に進学した2女の父親(ただし親権喪失)で、精神疾患の発症に伴うトラブルで離婚し入獄もし、保釈後は病状認定から生活保護受け月に7万円程度の支給で療養生活を送る、ブログ開始までに精神病棟入院歴5回を経験した精神障碍者です。離婚後の10年間にもめた女性関係は5人、うち恋愛2回、すべて昨年春までにきれいさっぱりご破算に終わらせました。5年前に父親を亡くしましたが(母は18歳の時逝去)、実家から葬儀はおろか逝去の報せすらなく2年あまり経って遠縁の親戚の年賀状の返信で初めて知ったほどでした。独身生活に戻って知遇を得た方がたのうちすでに半数近い方が逝去し、昔からの友人知人やバンド仲間とも連絡は絶ちたまにメールをやりとりし会って食事する友人は10歳年上の三橋さん(腎臓透析で闘病中の大工さん)と7歳年下の桑原くん(統合失調症で障害1級認定、男の子のお子さんが生後1か月の時トラブルで入獄し奥さんがご子息を連れて家出して以来一人暮らし)の二人と年1回会うかどうか、というくらい世間との交渉は絶って通院義務と福祉課・障碍課の書類手続き以外は最小限に社会との交渉を縮小し、病状悪化の最大原因となる対人ストレスを免れています。

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 ブログを始めて以来入院の危機に瀕するほどの病状悪化は毎日の作文習慣で回避しているという自覚があります。社会人だった頃はフリーライターとして生計を立てていましたが今では作文好きの少年に戻ってただ好きなことを作文に書き精神の健康を図っている次第です。ライター当時の同僚、取引先、仕事仲間の現在を想像しても町田康氏を唯一の例外に誰もが利己的で裏表のある醜い歳の取り方以外は思い浮かばず、まったく不向きな世界から足を洗って良かったと思っています。以上、訪問履歴人数通算160,000人をご報告したついでに簡明に自己紹介文を復習させていただきました。こういう筆者も内容もごく地味なブログですが、よければ今後もお暇な折りにでもご来訪ください。ちなみに昨日は訪問看護士の吉田さん(25歳)と楽しくアニメとマンガの話を交わし、娘ほど若く明るく健康な美しさに溢れた女性ですが意外に共通の話題があって間が持ちました。医療関係者とは個人的な感情が入り込むことはないのでこうした対面では大丈夫なのですが、療養生活とは闘病者にとって一種のバリエラ(障壁)を他者/社会との間に保つことであるのに改めて気づかされます。このブログが一線を越えないのも一種のバリエラであり、この姿勢は療養生活が続く限り変わらないでしょう。それにこの先、娘たちとの再会や女性との交際はおろか私生活で一切の友人を持たないことほど安全な療養生活はないのです。むしろそれを気楽と感じ、誰にも惜しまれない人間に徹して生きるほど望ましいことはないでしょう。訪問履歴人数通算200,000人に達する頃にはさらにタフな精神障碍者になれれば、今よりさらに病状の安定が得られているはずです。ともあれ自分より28歳も若い吉田さん(声優では沢城みゆきさんが好き、『HUNTER×HUNTER』は初アニメ化版が好きだそうです)とまた雑談に興じるのが楽しみです。今度来る時までには吉田さんは初めて『魔法少女まどか☆マギカ』を観てくるらしいので、以前娘たちのクリスマスプレゼントに『まどか☆マギカ』のDVDを贈った(けれど例によって何の返事もなかった)父親としては娘たちより少し年長なだけの吉田さんの感想にはたいへん興味があり、楽しみにしています。