人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

プレ年越しそば、または日本レコード大賞そば

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 いつの頃から日本レコード大賞はおおみそかの紅白直前ではなく30日に前倒しになったのか。30歳以下は国民全員平成生まれとなった今ではレコード大賞はおおみそかの前日なのが当たり前になっているのではないでしょうか。レコード大賞に大賞受賞者が出演しなくなった最初はミスター何とかというドーナツ店チェーンみたいなムード歌謡グループだったと思いますが、それとレコ大がプレおおみそかに生中継されるのとどっちが先か覚えていませんが、要するに歌謡曲黄金時代がとっくに過ぎたということでしょう。レコード大賞を終えると歌謡曲歌手がわんさとNHKホールの紅白歌合戦、または東京12チャンネル(現テレビ東京)の「年忘れにっぽんの歌」に向かう、という珍妙な光景も見られなくなってしまったので、30日にレコード大賞があるのなら年越しそばも30日、31日と2回いただくのがけっこうではないでしょうか。おおみそかには冷凍庫にスーパーで買っておいた海老天が冷凍してありますが、プレおおみそか、またはレコ大版年越しそばにはカップ麺でこそ似つかわしい。カップ麺の天ぷらそばはまともな生そば、または乾麺そばとははっきりと味わいが違うので、昨日の今日で天ぷらそばでも別物として味わえるわけです。

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 というわけで数年ぶりに買ってきたカップ麺の天ぷらそばをいただきました。これはこれでスナック菓子的に美味しくいただけるものです(しょっちゅうでは飽きるでしょうが。ライター仕事が無茶苦茶忙しかった青年時代は一週間あちこちの編集部を泊まりあるいて締め切りをこなしたあと、ようやく帰宅して爆睡前に食べるにはこれがいちばん簡単で美味しくいただけたという思い出もあります)。

 ちなみにプレ年越しそばはいただきましたが、レコード大賞はこの作文を書くまで忘れていてとっくに過ぎていて観ませんでした。もっとも関心もまるでありませんが、作文のネタにできたから十分です。