人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

キンクス The Kinks - グッド・タイムズ・ゴーン Where Have All The Good Times Gone ? (Pye, 1965)

キンクス The Kinks - グッド・タイムス・ゴーン Where Have All The Good Times Gone ? (Pye, Album"The Kink Kontroversy", 1965) : https://youtu.be/EqrwsGrfv7M

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 当初シングル「Till the End of the Day」(全英8位・全米50位)のB面曲として1965年11月に発売され、同月末発売のサード・アルバム『キンク・コントラヴァーシィ』に収録されたキンクス初期の隠れ名曲。この曲はずばり1965年8月発売のザ・ビートルズのアルバム『HELP!』収録の、あの大名曲「イエスタデイ」を茶化したアンサー・ソングで、ご丁寧にも歌詞に「イエスタデイ」からそのまま「♪Yesterday is such an easy game we played」が引用されています。ローリング・ストーンズの1966年2月の両A面シングル「19回目の神経衰弱 c/w アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」は「ヘルプ!」と「イエスタデイ」へのアンサー・ソングですが、「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」はストリングス入り失恋バラードの「イエスタデイ」をそのまま踏襲したものでした。キンクスはもっととぼけていて、失恋バラードでもなんでもなく「昔は良かったのになあ」とぼやきのガレージ・ロックにしており、ひねったセンスを見せつけます。この「グッド・タイムス・ゴーン」はデイヴィッド・ボウイがアルバム『ピンナップス』1973の最終曲、ヴァン・ヘイレンがアルバム『ダイヴァー・ダウン』1982のオープニング曲でもカヴァーしていますが、日本にはもっと「グッド・タイムス・ゴーン」の忠実な直訳カヴァーを堂々とオリジナル曲として発表していたバンドがあります。キンクスの原曲のエッセンスをつかんだ、ボウイやヴァン・ヘイレンのカヴァーに劣らないものです。

サンハウス - おいら今まで (テイチク, アルバム『仁輪加』, 1976) : https://youtu.be/RevNCymN_IE

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