人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

診察日日記・3月5日月曜・雨

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

世の中には詮索してもどうにもならないことがあります。たとえば数週間前の空き瓶回収で、ゴミ収集所に出しておいたおろしニンニクの空き瓶はなぜ持っていかれないのか(フタは分別し、ラベルも剥がしてきれいに洗ってあるのに)。こんな雨の月曜日に昼前からシャッターを開け「準備中」の札を出しているこーちゃんのじじい(尊称)はなにを張りきっているのか。お昼時だというのに堂々とシャッターを閉めている「中華明白」とはいったいどこが明白なのか。
それでもって昼食に牛丼屋に入ったらタレと薬味とドレッシングのトレイの真ん前の席が空いてたので、ありがたく記念写真を撮ってきました。以上写真説明おわり。

訪問看護のアベさんに「電車乗って行くのつらいでしょう」と言われた通り、総合病院への通院は電車片道10分・シャトルバス5分、月1回、これが限界でした。ようやく今日の問診で近所の内科医院への紹介状が出ました。半年がんばったぞ。内科はメンタルと同じビルです。また毎月採血か。幸い高尿酸値血症は快復してるし、痛風の予兆もないし、食生活も質素だし。午後からはメンタル・クリニックだ。
時間があるので家計簿参照して予算を立て、銀行に行って今日支給の生活扶助費を公共料金と家賃・食費その他に仕分けしながら出納しました。よかった、今月も首の皮一枚でなんとかなる。雨のわりには鬱の気配もない。

問診はこの1週間の報告から始めます。3日に1日くらい寝床から出られなくなること、必ずしも鬱の気分ではなく気候に連動していること、服薬は忘れず、起き出せば食事もきちんと摂っていること、つらい記憶にさいなまれることもほとんどないこと(「先生は結婚指輪してらっしゃいますよね。最初の1年くらいはそれもつらかった」「それは申しわけなかった」)、パニック発作もムカムカ程度でおさまっている。だいたい順調じゃないか、という感じ。

躁鬱混合というのはどういう状態なんですか」と尋ねてみました。「同時に起っているんですか?それとも交互に?」
「同時になるんだよ。交互に起るのは急速転換でね。その場合は記憶も残る」
「ラピッドなんとかですね。ぼくはどちらも体験しました」
「混合の方がきついんだよ。記憶も途切れる、幻覚や幻聴も起る」
受診する3年前にはもうあったなあ。治療が早かったら?わからない。わからない。