西脇順三郎第1詩集『Ambarvalia』(椎の木社・昭和8年=1933年9月) 「薔薇物語」 西脇順三郎ヂオンと別れたのは十年前の昼であつた 十月僕は大学に行くことになつて ヂオンは地獄へ行つた 霧のかゝつてゐる倫敦の中を二人が走つた ブリテン博物館の屋根へのぼ…
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