(氷見敦子) 『氷見敦子全集』思潮社・平成3年=1991年10月6日刊 消滅してゆくからだ 氷見敦子 眠りについた男の腕のなかから 昨日よりもさらに深い夢の奥へ入っていく その女のからだが水の通路になっていて 水音が聞こえる、どこかで 水道の蛇口が大きく開…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。