人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ジャックス、その他のエッセイ

○コメントと断片より

(1)ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやカン、ドアーズ(その子孫のテレヴィジョンやジョイ・ディヴィジョン)に匹敵する唯一の日本のバンドでしょう。しかも洋楽からの影響はビートルズしかない、という人たちです。本来前記のバンドらとも比較できません。同じ時代に海外ロックのもっともアンダーグラウンドな一群と呼応したロックを自分たちでも知らずに作り上げてしまった。普通のロック・バンドのアンサンブルともまるで違います。誰もGSとは呼べなかったのも当然です。アルバム全曲が「からっぽの世界」「マリアンヌ」レベルです。このアルバムだけは若気のいたりでは済まない、とんでもない完成度に達した作品だと思います(いまではUK盤も出ています)。
セカンド・アルバムは早川義夫は半数の曲にしか参加せず、半数は残りのメンバーだけで制作されましたが、これも十分に佳作といえます。
高校生の頃、全米・全英チャートを楽しみながらもずっと聴きつづけていたのがドアーズとジャックスと頭脳警察でした。

(2)はじめまして。「エナジーバンパイア」という言葉は、ぼくが中学生の頃に出たイギリスのロック歌手ピーター・ハミルのアルバム「フューチャー・ナウ」1978収録の曲名で知りました。虚脱状態を絵に描いたような曲で、記事もたいへん興味深く読ませていただきました。

(3)携帯だと書庫は作れても自分でカテゴリ分け出来ないのです。「日記」の書庫に入れても内容でカテゴリ分けされてしまいます。特定の語句で振り分けているのかどうか、最初の頃は何を書いてもメンタルヘルスにカテゴリー分けされて、ブログにはメンタルヘルスのメール相談の広告が入っていました。
風邪の具合、良くなられたようですね。ぶり返すとしつこいですから、連休中は養生なさって下さいね。

(4)誤解を招く表現でした。「フューチャー・ナウ」というアルバムにそのものずばり「エナジーパンパイア」という曲があるんです。今までてっきりピーター・ハミルの造語だと思っていました。

(5)愛着と愛憎のどちらかわかりませんね、地元というのは。ところで質問。郊外というと、首都圏で言えばどのくらい?私鉄で30分?それとも1時間?ちなみにぼくは登戸から都落ちして都心まで50分ですが、これぞ郊外の典型みたいな町に住んでます。