人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

療養日記(11月7日・水曜)

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先週は生活リズムがやや乱れたが、今週は朝からそれなりに活動的で、ジャズ記事も17人、27本目まで書いた。複数回が必要な人もいるからだ。
朝食の後は少し外の空気を吸って、とりあえずCDを数枚選んでブログの作文にかかる。BGMに聴く音楽は脈絡がない。どちらかというと音楽性より音色で選んでいる。80年代以降のディジタル録音作品は耳障りだから滅多に聴かない。

今週はテレビ東京の「午後のロードショー」も毎日見ている。刑事映画特集だからみんな似ている。先週金曜はルパン三世の新作「東方見聞録・アナザーページ」まずまず、か。山寺宏一の銭形警部は元祖にそっくりだが、三代目・峰不二子は色気不足。出番も少なかった。日曜はトム・クルーズキャメロン・ディアス主演「ナイト&デイ」を見たが、安い映画ったらない。いいのか?

午後のロードショー」の後、丘を下って大型スーパーへ。小学校高学年の女の子たちを見かけ、次女はあのくらいなんだな、と思う。別れた時には保育園の年長組だったから丸っこいイメージしかない。
次女は話下手、というより思いつきでいきなり話すのでおかしかった。子供部屋に薔薇の花柄のカーペットを敷いた翌朝には先生始め誰彼に「あのね、お花なのよ!」と興奮していい回っていたが、カーペットという前置きなしだ。トイレット・ペーパーのカヴァーを人形のぬいぐるみつきに替えた時も、保育園から帰ってトイレに入り、いきなり「パパ!」ウケたな、とトイレに行くと便座に座ったまま「可愛いからトイレから出たくなくなっちゃうよ」という具合。長女が早くから主語・述語・目的語の明確な話し方ができたのとは対照的だ。だが長女も次女も妻とぼくにいろいろな点で似ていた。
精神医学でいう「風化」ともやや違って、別れた妻子を思い出す回数、思い出す時間が減った。自分では距離感が安定したのだと思う。子供の頃とはすっかり変った町並みを通りながら、そう思った。

大型スーパーの衣料品売り場には目当てのジーンズなし。隣町まで行かなきゃ駄目か。100円均一店でクリスマスのメロディ・カード。他店に見積りに出したがまだ連絡ない革ジャンのチャック交換を大型スーパー内のリフォーム店に訊く。加工料7,000円+チャック代1,000円。こりゃ無理だ。いっそセーターを犠牲にした方が良かったかもしれないな。