人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

通院日記・5月2日(木)雨のち晴れ

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半日で歯科と内科、市役所にまわりスーパーで買い物までして帰ると、これ以上今日は無理だな、という気持になる。健康な人にはできることが精神障害者はできないのはちょっとしたことが多大なストレスになるからで、簡単な日常茶飯事までストレスに満ちていると言ってよい。
今日は生活保護の支給日でもあったので引き落し口座に分割入金し、コンビニ払いも納めた。
家賃は別として毎月の生活費は公共料金含めて約七万円。自治体により多少の差はあるが、ぼくの住む町ではこれが単身世帯の最低水準ということになっている(自家用車や貴金属の所持は許されない)。
家賃の上限は五万七千円。保険は賃貸契約の家財保険以外は許されない。健保や年金は一応扶助されて、生活保護医療証で医療は必要限受けられる。

実は内科には火曜日に受診予定だった。うっかりしていた。水曜は定休日で、飲み残し(余剰分)がちょうど二日分あったのでなんとかなった。
体重は着衣で70.3kg。この二か月で75kgからここまで落とした。55kgから75kgにひと月で太ったのは二年前だから、高脂血症も当然だろう。先月やっと「高め」で済んだから、今日の採血結果に期待したい。

内科の前に予約してあったのが歯科で、気泡が入ってしまい何度も型とりのやり直しになった(後の内科の採血もなかなか血管に刺さらなかった)。市役所行きの市営バスは二時間に一本なので、内科の待合室で週刊文春村上春樹の新作タイアップ記事を読んだりしながら(銀行とコンビニにもまわった)内心焦っていたのだ。舗道で滑って派手に転んだ。
葉桜(画像上)。
大凧祭りのポスター(画像中)。

バス停の前に衣料品のリサイクル店があって、15年前ここは貸衣装店だった。結婚式をあげた時、ぼくは冠婚葬祭用のスーツを買ったが、妻はここでドレスを借りた。妻は冠婚葬祭と郵便局員の制服以外はスカートは履かず、ワンピースすら着なかった。
バスが来るまでその店をひやかし、市役所に障害者手帳の更新手続きに行った。父は逝去したし、妻とは離婚したし、娘たちは未成年なので連絡先家族欄に書く家族もいない。

封をしてあった診断書を提出しがてらコピーの許可を打診したら、障害者手帳のコピー(画像下)を取るついでに取ってくれた。これが惨憺たるものだった。異常者で人間の屑で、社会のダニ。そういう内容だった。