人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

オールタイムベストアルバム500(141~160位)

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この「ローリング・ストーン」誌のオールタイムベストアルバム500を20枚(作)ごとに区切って掲載しているのは単にブログ記事の文字数制限から便宜的に行っているだけだが、以前も触れたようにバランスよくまとまっている20枚になる時もあれば妙に偏っている20枚の時もあり(前回は前半主流ロック、後半ブラック・ファンクで真っ二つに割れていた)、何にしても言えるのは強力な主張が背後に感じられることで、日米共に「音楽評論家」と言っても日本のポピュラー音楽では一部の研究家を除いてジャーナリストかプロモーターでしかない。アメリカではクリティックが成立している。日本でもクラシックなら総譜が読める、アマチュア・オーケストラのレヴェル程度には楽器をこなせるくらいの音楽的素養が要求されるが、日本のロック関係ライターなどジャーナリズムとクリティシズムの区別さえ自覚していないだろう。
話が脇に逸れたが、モダン・ブルース最高峰B.B.の最高傑作ライヴとフィル・スペクターの決定盤クリスマス・アルバム、ドクター・ジョンヴードゥー・ロックという奇怪な三連発から始まり、主流ロックと黒人音楽を行き来しつつジョイ・ディヴィジョンエルトン・ジョン、KISS、Tレックスに至るこれは、全体としてはロック名盤リストと言えるのだろうか?

141.ライヴ・アット・リーガル(B.B.キング)
142.クリスマス・ギフト・フォー・ユー(フィル・スペクター&v.a.)
143.グリ・グリ(ドクター・ジョン)
144.ストレート・アウタ・コムプトン(N.W.A.)
145.彩(スティーリー・ダン)
146.シュールレアリスティック・ピロウ
147.ドリーム・トゥ・リメンバー:ジ・オーティス・レディング・アンソロジー
148.デジャ・ヴ(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)
149.聖なる館
150.サンタナ
151.闇に吠える街
152.ザ・B-52'ズ
153.モーニン・イン・ザ・ムーンライト(ハウリン・ウルフ)
154.ザ・ロウ・エンド・セオリー(ア・トライブ・コールド・セオリー)
155.愛しのキッズ
156.ポールズ・ブティック(ビースティ・ボーイズ)
157.クローサー
158.キャプテン・ファンタスティック
159.アライヴ!(KISS)
160.電気の武者