人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ビリー・ホリデイ8

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2008年9月9日に亡くなられた大和明氏(享年72歳)は高校教諭を生業とされながら世界的なレスター・ヤングビリー・ホリデイチャーリー・パーカー研究の第一人者であり、安楽椅子探偵のごとくあらゆる現存資料を蒐集・照合して精確なデータを割り出す手腕は多くの後進や愛好家に学恩を授けてくださった。評論と称して感想文や広告文を垂れ流すあまたの音楽評論家とは一線を画す、真の音楽批評家だった。
氏によるビリーの全作品解説、評伝は「奇妙な果実~ビリー・ホリデイ自伝」改訂版(晶文社)に付載されているが、氏はビリーの楽歴を七期に分け、第四期を円熟期とし、その頂点として47年2月13日録音の全4曲が上げられている。大和氏の簡潔な解説をそのまま引き写すのがこれらの録音の最上の紹介手段だろう。

「やりきれぬほどの孤独と憂うつにみちた歌唱で胸をうつ」
Billie Holiday-Deep Song]'47.2.13
http://m.youtube.com/watch?v=rZZhD0J3jfM&client=mv-google&hl=ja&gl=JP&guid=ON

「恋の幸せに酔う女心を、甘くひたむきに歌いあげた〈こんな素晴らしい恋はない〉」
[There Is No Greater Love]
http://m.youtube.com/watch?v=9oyFaTe1xz0&gl=JP&hl=ja&client=mv-google&guid=ON

「37年6月1日、ブランズウィックに吹きこんだ時より一段とテンポを落してじっくりと歌いあげた〈気らくな暮らし〉」
[Easy Living]
http://m.youtube.com/watch?v=wCBmaZDXBCg&gl=JP&hl=ja&client=mv-google&guid=ON

「そしてエリントンの美しくも淋しい名曲の感傷的で絶妙な解釈、まさに円熟の境地に到達したビリーの詠唱といえよう」
[Solitude]
http://m.youtube.com/watch?v=8eLl84iMsrQ&hl=ja&gl=JP&client=mv-google&guid=ON

(続く)