夜食でたぶんいちばん多いのはチャーハンになる。麺類の買い置きが残り少なくても冷やご飯なら1、2食分あり(一度に3合＝3食分ずつ炊くので)、長ネギと玉子、切り落としチャーシューの買い置きは麺類用にも欠かさないようにしているから、どちらかというとチャーハンの方が手っ取り早い。調味料は粉末中華ミックス、塩胡椒、醤油に仕上げに気分で粉末ガーリックや粉末カレーパウダー、トマトケチャップなどを使うとガーリックチャーハン、カレーチャーハン、ケチャップライスなど工夫ができる。でもまあ基本がいちばんいい。
それでもチャーハンだけでは物足りない時も当然あり、スーパーの特売で揚げ出し豆腐を見つけたりすると嬉しい。両面を焼いて削り節、刻み長ネギ、おろし生姜を添えて
酢醤油でいただく。こういう場合は冷やご飯はチャーハンにするまでもなく、レンジで温めて味噌汁をつけて揚げ出し豆腐をおかずにいただく。酒呑みの人ならここで晩酌なのだろうが、酒を飲むより食事を摂りたい嗜好になってしまった。
これは別の日のチャーハン。大して違いはない。毎日は過ぎていくが同じように作るチャーハンはいつもと変わりはない。ふと気がつくとこないだのチャーハンから何日か過ぎていて、その間には何もなかったかのように思える。少なくとも同じようなチャーハンをまた食べている、それだけで数日前の自分と今と、たぶんこれからの自分がつながっている限りは、そこそこ安心してもいいのかもしれない。
